Bee フレンズ!

ミツバチと仲間たちの楽しい養蜂時間

第2回 岐阜県羽島郡岐南町 (株)エフアイコーポレイション 塩谷社長



会社の敷地内にある養蜂場での塩谷社長


岐阜県羽島郡岐南町にある(株)エフアイコーポレイションは健康食品の受託製造を手がける企業。社長の塩谷さんは会社の敷地内に、はちみつが採れる蜜源樹木を植え養蜂場を作ってしまうほどの「ミツバチ愛」の持ち主です。そんな、塩谷社長に養蜂にかける情熱をお話いただきました。趣味の養蜂を楽しむヒントが盛りだくさんです。




さ〜て、今日は何から始めようか?


■養蜂をやってみて楽しさ、やりがいは?

自然と、自分との関係を見つめて

はちみつが採れることもやりがいになりますが、それ以上にミツバチの生態を間近で見られるのが面白いです。自然と自分との関係を見つめ直すことができるんです。仕事柄、健康食品に使う天然素材を求めて世界中を飛び回っている時と同じように、自分の養蜂場にいて、小さなミツバチの世界を見ていると自然という神秘の世界をのぞきこんでいるような気分になりますね。会社にいるときは、毎日ミツバチの様子を見に行っています。ミツバチを見ていると、なぜか仕事のアイデアがふっとわいてきたりもするんです。いつもではないですけどね。


蜜がこんなに貯まっていました!仕事が忙しくて蜜しぼりができないという悩みも。


はちみつが採れることも、もちろんうれしいです。年に1〜2回の蜜しぼりを楽しみにしています。とれるのは、一斗缶2缶ほどですね。自分で瓶詰めして、オリジナルのラベルも貼ってお得意様にプレゼントすることもあります。自分で育てたミツバチが集めてきたはちみつですから、とても心のこもったギフトになります。「こんな美味しいはちみつは初めて食べたわ!」と皆さん言ってくれるのでそれもやりがいになっています。
それから、ミツバチとふれあっていると、童心に戻れる瞬間があるのがいいですね。男性は皆、心のコアの部分に「虫博士」だった少年時代の自分が残っているんじゃないですかね(笑)




採取したはちみつは、ラッピングしてお得意様にプレゼント! 


■養蜂をやる上で大変なこと、苦労した点は何ですか?

ミツバチがいなくなってしまった!それでもやっぱり・・・

本業の仕事が忙しいときに時間を作ってミツバチの世話をするのが大変ですね。それと、夏の暑い時期に外の作業が多いのも体にこたえます。ミツバチがうまく育ってくれて増えてくれるとうれしい反面、病気の心配をしたりと気苦労もあります。
一番つらかったのは、養蜂を始めて4 年めくらいのときに、ミツバチがいなくなってしてしまったこと。このときは落ち込みました。もう2度とこんな悲しい気持ちになるのはいやだ!ということで、ミツバチを飼うのはもうやめよう・・・と思いつめたことも。でもやっぱり、養蜂の楽しさが忘れられずまた始めました。
今年は例年になく、うまく育ってくれていますよ。蜜しぼりが楽しみです。




見ていると飽きない!かわいいミツバチたちです。


■今後の目標を教えてください!

夢は、マイ・ハニーガーデン

ブラジルを訪れたとき、きれいな広い芝生の庭に整然と巣箱を並べたハニーガーデンを見たことがあるんです。趣味で養蜂をしている方の庭でした。私も仕事をリタイアしたら50群くらいの巣箱を並べてマイハニーガーデンを作りたい。ハーブなんかを周りにたくさん植えた庭園の中でミツバチを飼ってみたい。老後の楽しみとして、いろいろ構想を練っていますよ(笑)





2017年7月24日取材

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