養蜂に必要な道具

ミツバチを飼育し、養蜂を行うには様々な養蜂器具が必要です。

巣箱

現在、一般的に使用されている巣箱は杉材でできたものです。型式は米国のラングストロス氏が1851年に発明したもので、「普通式巣箱」と呼ばれており、ミツバチが活動しやすく、人間にとって取り扱いがしやすいように作られています。
多少の大小はありますが、一般的には、内寸が幅37.0cm、奥行48.6cm、高さ25.2cmの大きさで、巣脾が10枚入るようになっています。
巣箱の前後に金網の窓があり、移動の時に金網窓にすることで中のミツバチが蒸れて死ぬ(蒸殺)を防ぐことができます。

継箱

継箱は底と蓋がなく、巣箱の上に重ねて使用するもので、巣箱と大きさも同じです。春から夏にかけ、ミツバチが増えた時や移動するときに使用します。一般的には2段にすることが多いですが、3〜4段に積み上げて使用することもあります。

燻煙器

巣箱内を確認する際、ミツバチに煙を吹きかけることで、攻撃性を低下させ、ミツバチをおとなしくさせます。

ハイブツール

鉄でできたヘラで、巣脾が巣箱にくっついた場合に引き剥がしたり、巣内のムダな巣やミツロウを取るときに使います。

蜂ブラシ

巣脾からミツバチを払い落とす際に使用する専用のブラシです。

巣脾

ミツバチが巣を作りやすいように六角形の土台を刻んだ巣礎を巣枠(外枠)に取り付けたものを巣礎張完成品と呼びます。巣礎を巣枠に取り付けたものに、働きバチが巣を盛り上げて巣脾(巣板)になります。
ミツバチの巣の基本的な部分であり、枚数を調整して蜂群の大きさを決めます。

給餌器

巣脾と同じサイズで、巣箱の一番外側に設置し、ミツバチに液糖を与えるためのものです。約1.5〜2リットルの液糖を入れることができます。

隔王板

巣箱と継箱の間に入れるもので、働きバチは通過できるが、女王蜂は通れないようにできています。女王蜂が上の箱に入ってこれなくなるので、上の巣脾ではちみつやローヤルゼリーを生産する際に使用します。

Beeカバー

夏の暑さ対策、冬の寒さ対策として、巣箱にかぶせて使います。また、入り口が狭くなっているので、スズメバチからミツバチを守る際にも有効です。

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