養蜂に適した場所は……
下記の条件が揃っている場所が理想となります。
- ・周辺に蜜源植物、花粉源植物が豊富にある
- ・南向きに地形が広がっているような場所
- ・夏の暑さをしのげるような木陰
- ・冬の北風を防げるような地形
- ・道が付いていた方が便利
- ・大水の心配が無いような場所
- ・乾燥している土地
ただ、趣味で行う養蜂の場合は、ビルの屋上や自宅の庭先など、周囲に蜜源植物があれば、どこでも飼育が可能です。
しかし、実際にミツバチを飼う際は、近隣の方の理解が必要です。ミツバチはおとなしい生き物ですが、近所トラブルにならないよう、事前に周りの人に声をかけ、了解を得た上で設置しましょう。また、なるべく人通りが少なく、周囲に蜜源が豊富にある所を選びましょう。
同地域で既に養蜂を行っている人がいたら、声を掛け、了解を得た上で場所を選ぶことが大切です。針を持つミツバチは一般の方から見ると怖いものです。近所からの苦情になりやすい要因として刺害による恐怖が上げられます。住宅地や都市部で養蜂を行う場合は、マナーやモラルを守りましょう。
また、2〜3群以上を飼育する場合は、ミツバチの糞害や分蜂もトラブルに繋がります。
都道府県知事に届出を出しましょう
ミツバチを飼う場合は、養蜂振興法の改正により、その土地を管轄する都道府県知事に届出を出す必要があります。詳しくは、各都道府県のホームページで確認、またはお問い合わせください。